nomeの重光優介です!
家電商品を紹介する動画を作成し、meta広告をかけました。
広告の遷移先は、D2Cの商品購入ページです。
クリック単価(CPC)は、6.01円でした。
クリック単価=費用÷クリック数ですね。
商品情報をしっかり頭に入っている人が自信を持って紹介する動画や、付加価値としてのプロダクトやパッケージデザインにこだわった上質感を表現するのもいいですが、個人の初めての「体験」や「体感」を、自然に表現する広告素材も、良いのかも知れません。
ただ、広告素材(広告クリエイティブ)以外が作用しているかも知れません。
プラットフォーマーからの限られた情報を鵜呑みにするしかないのですが、これまで他の素材でのクリック単価は、うまくいっても80円、あんまりだったら140円程度だったため、考えてみた次第です。
人は、過去の言動を肯定したがるものだと思っています。
なので、嬉しい結果になった時ほど、懐疑的に善処すべきですよね。
いやでも、私達nomeが、どのような意図で、商品の販促動画を作っているか、記しても良いかなとも思います。
nomeは、会社組織が、会社の目的である「事業の継続」に寄り添って、強くなる過程に寄与し続けたいと考えています。「こうすれば、人は動く」というような、心を操る手法ではなく、「共感あっての共栄」を主軸とした「職場にエンタメを!」を標榜しています。
「エンタメ」とは、「伝わってほしい」という気持ちを、配慮に変えた思いやりだと考えています。
人は、見聞きした情報を選んで記憶したり、演算したり(考えたり)するのだと思います。起こった出来事などの情報を先入観や経験則で、結構捨てています。ヒューリスティックですね。
なので、「正しく伝わって欲しい」という気持ちを、たくさんの情報にして、つまり、たくさん喋ったりすると、逆効果だったりします。1分間で1つのセンテンスしか伝わらないとすれば、どうすれば2つにできるか。
伝わる内容が、1つだったものを2つに増やすには、情報量ではなく、エンタメなのだと思っています。
この商品紹介動画におけるエンタメは、「いつなんどきも肯定する、ではない自然人の自然な反射」と仮定しました。
商品を熟知したキャラクターが、自信を持ってオススメするのではなく、初めて使ってみた時の反応に焦点を充てることにしました。喜んだり、興奮した時の気持ちが、「正直やなぁ」と感じ取ることができる、やりとりを大切にしました。
「商品を正直に」と言っても、商品の欠点や否定的な要素をあら捜しするのではなく、でも、疑問に感じたのなら、解消しよう、という心持ちで作りました。
「演者が受け身の商品紹介動画」は、nomeの「職場にエンタメを!」の考え方に合っているので、これからも続けていけたらいいなと考えております。
「演者が受け身の商品紹介動画」って、あってもいいんじゃないでしょうか。
それにしても、出演している古藤さんが、おもしろいこと。